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23件の疾患が見つかりました
- 頸動脈海綿静脈洞瘻 (けいどうみゃくかいめんじょうみゃくどうろう)頸動脈海綿静脈洞瘻(CCF)は内頸動脈または外頸動脈と海綿静脈洞の間の異常な血管接続である。拍動性眼球突出・結膜浮腫・血管雑音を三徴とし、血管内治療が第一選択となる。
- 頸動脈痛(TIPIC症候群) (けいどうみゃくつう)頸動脈痛(TIPIC症候群)は頸動脈分岐部の血管周囲炎症による片側頸部痛を特徴とする自己限定的疾患である。診断基準・画像所見・治療・眼科的徴候について解説する。
- 経毛様体扁平部硝子体切除術(PPV) (けいもうようたいへんぺいぶしょうしたいせつじょじゅつ)経毛様体扁平部硝子体切除術(PPV)は眼内へのアクセスに毛様体扁平部を用いる硝子体手術の基本術式。網膜剥離・黄斑疾患・硝子体混濁など多くの後眼部疾患の治療に用いられる。
- ケステンバウム・アンダーソン手術 (けすてんばうむあんだーそんしゅじゅつ)眼振患者の異常頭位(顔回し)を矯正する斜視手術。静止点を第一眼位へ移動させることで視機能を改善する。
- 結核性ぶどう膜炎(眼結核) (けっかくせいぶどうまくえん)結核菌(Mycobacterium tuberculosis)の眼内感染または免疫反応により生じるぶどう膜炎。多彩な臨床像を呈し、診断・治療ともに難渋する。
- 血球貪食性リンパ組織球症(HLH)の眼症状 (けっきゅうどんしょくせいりんぱそしききゅうしょうのがんしょうじょう)HLHに関連する眼症状の分類・臨床所見・診断・治療を解説。網膜出血が最多で多様な眼合併症が報告されている。
- 結晶性網膜症 (けっしょうせいもうまくしょう)網膜の任意の層に結晶沈着を認める不均一な疾患群の総称。ビエッティ結晶性網膜ジストロフィー(BCD)やシスチン症などの遺伝性疾患のほか、タモキシフェンなどの薬剤性結晶沈着も含まれる。
- 血清点眼液(自己血清・他家血清) (けっせいてんがんえき)血液由来の点眼薬として、重症ドライアイや遷延性角膜上皮欠損など保存的治療に抵抗する眼表面疾患に用いられる。自己血清(AS)と他家血清(ALS)があり、天然涙液に類似した増殖因子・ビタミン・フィブロネクチンを含有し、眼表面の修復を促進する。
- 結節性硬化症の眼科的徴候 (けっせつせいこうかしょうのがんかてきちょうこう)結節性硬化症(TSC)に伴う眼科的徴候の解説。網膜星細胞過誤腫を中心に、視神経過誤腫、前眼部所見、神経眼科学的合併症について包括的に記述する。
- 結節性多発動脈炎(PAN)の神経眼科的徴候 (けっせつせいたはつどうみゃくえん)結節性多発動脈炎(PAN)は中型動脈を侵す全身性壊死性血管炎である。眼病変は10〜20%に生じ、脈絡膜血管炎、網膜血管閉塞、虚血性視神経症、脳神経麻痺など多彩な神経眼科的徴候を呈する。
- 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の眼科的徴候 (けっせんせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)は微小血管症性溶血性貧血と血小板減少を特徴とするまれな血液疾患であり、症例の14〜20%で網膜出血、血管閉塞、漿液性網膜剥離などの眼科的徴候を呈する。
- 結膜炎 (けつまくえん)結膜の炎症の総称。感染性(ウイルス性・細菌性・クラミジア性)と非感染性(アレルギー性・中毒性など)に大別され、充血・眼脂・異物感を主症状とする。
- 結膜および角膜の化学外傷(アルカリ・酸) (けつまくおよびかくまくのかがくがいしょう)結膜および角膜の化学外傷は即座の洗眼を要する眼科救急疾患である。アルカリは深部浸透性が高く重篤な障害を来しやすい。木下分類やRoper-Hall分類で重症度を評価し、急性期の保存的治療から瘢痕期の外科的眼表面再建まで段階的に管理する。
- 結膜下出血 (けつまくかしゅっけつ)結膜血管の破綻により結膜下腔に血液が貯留する良性の眼表面疾患。鮮紅色~暗赤色の出血斑として観察され、多くは自然吸収する。再発例では全身疾患の検索が必要となる。
- 結膜銀沈着症 (けつまくぎんちんちゃくしょう)銀含有化合物への慢性的曝露により結膜や角膜に銀が沈着する病態。職業的曝露(宝石細工、写真現像、歯科)や銀含有点眼薬・化粧品の長期使用が原因となる。結膜は青灰色、角膜深層には灰緑色〜金色の沈着を呈する。
- 結膜上皮腫瘍 (けつまくじょうひしゅよう)結膜上皮から発生する良性腫瘍(乳頭腫など)、前癌病変(結膜上皮内腫瘍:CIN)、悪性腫瘍(浸潤性扁平上皮癌:SCC)を包括的に解説する。疫学、臨床所見、診断法、TNM分類、外科的切除・局所化学療法を含む治療法、病態生理について詳述する。
- 結膜メラノサイト系腫瘍 (けつまくめらのさいときけいしゅよう)結膜に発生するメラノサイト由来の腫瘍を包括的に解説する。良性の母斑(nevus)から前がん病変の原発性獲得性メラノーシス(PAM)、悪性の結膜メラノーマまで、分類・診断・治療・予後因子を詳述する。
- 結膜リンパ腫 (けつまくりんぱしゅ)結膜に発生するリンパ球由来の悪性腫瘍。大部分がB細胞性で、節外性辺縁帯リンパ腫(EMZL)が最多。サーモンピンク色の結膜腫瘤を特徴とし、放射線療法が第一選択。
- 毛虫眼炎(Ophthalmia Nodosa) (けむしがんえん)毛虫や昆虫の刺毛(setae)が眼組織に刺入し肉芽腫性炎症を引き起こす疾患。Cadera分類(Type I〜V)に基づく病型と治療法、マルチモーダルイメージングによる診断を解説する。
- 検影法 (けんえいほう)検影器を用いて眼の屈折異常を客観的に測定する他覚的屈折検査法。乳幼児や発達遅滞者など主観的検査が困難な患者の評価に不可欠である。
- 瞼球癒着 (けんきゅうゆちゃく)球結膜と瞼結膜が異常に癒着する病態。化学外傷・Stevens-Johnson症候群・眼類天疱瘡などの結膜上皮障害後に生じることが多い。眼球運動障害・結膜円蓋部短縮・視力低下をきたす。
- 先進的デジタル顕微鏡手術トレーニング施設の開発 (けんびきょうしゅじゅつとれーにんぐしせつ)眼科レジデント教育のための顕微鏡手術シミュレーション施設の設計・構築に関する実践的ガイド。ウェットラボ・ドライラボの設備仕様、デジタル教育技術の活用方法を解説する。
- 瞼裂斑 (けんれつはん)瞼裂部の球結膜に生じる黄白色の隆起性病変。紫外線曝露や加齢が主な原因で、50歳以上ではほとんどの人に認められる。通常は無症状だが、炎症を起こすと瞼裂斑炎となる。