「お」で始まる疾患
五十音索引(あ行)
16件の疾患が見つかりました
- 黄斑円孔 (おうはんえんこう)中心窩に生じる網膜の全層欠損であり、中心視力の低下と変視症を引き起こす。硝子体手術による内境界膜剥離とガスタンポナーデで90%以上の症例が閉鎖する。
- 黄斑下出血の管理 (おうはんかしゅっけつ)黄斑下出血(SMH)は網膜色素上皮と神経感覚網膜の間に血液が貯留する視力予後不良の病態である。加齢黄斑変性が最多の原因で、抗VEGF療法・気体移動術・硝子体手術などの治療選択肢がある。
- 黄斑上膜 (おうはんじょうまく)網膜内境界膜上に形成される線維細胞増殖組織。特発性と続発性に分類され、変視症・視力低下の原因となる。診断・手術適応・合併症を解説。
- 黄斑非剥離型裂孔原性網膜剥離 (おうはんひはくりがたれっこうげんせいもうまくはくり)裂孔原性網膜剥離のうち黄斑部がまだ剥離していない状態を指し、早期手術により良好な視力予後が期待できる。上方胞状剥離では特に緊急性が高い。
- 黄斑部毛細血管拡張症 (おうはんぶもうさいけっかんかくちょうしょう)中心窩周囲の毛細血管拡張と神経変性を特徴とする両眼性の網膜疾患。Müller細胞の異常が病態の起源と考えられ、緩徐に進行してエリプソイドゾーンの消失や網膜下新生血管を生じる。
- 横紋筋肉腫(眼窩) (おうもんきんにくしゅ)眼窩横紋筋肉腫は小児で最も頻度の高い眼窩悪性腫瘍であり、急速に進行する眼球突出を特徴とする。手術・化学療法・放射線療法の三者併用により予後は大きく改善している。
- 神経眼科におけるOCTアンギオグラフィー (おーしーてぃーあんぎおぐらふぃー)OCTアンギオグラフィー(OCTA)は造影剤を用いずに網膜・脈絡膜の微細血管を三次元的に可視化する非侵襲的検査法である。本記事では神経眼科領域におけるOCTAの原理、適応疾患、臨床所見、限界について解説する。
- オカルト黄斑ジストロフィ (おかるとおうはんじすとろふぃ)眼底所見が正常であるにもかかわらず中心視力が進行性に低下する稀な遺伝性黄斑ジストロフィ。RP1L1遺伝子の変異が主な原因で、三宅病とも呼ばれる。
- オキシメタゾリン(Upneeq) (おきしめたぞりん)後天性眼瞼下垂に対する初のFDA承認薬であるオキシメタゾリン0.1%点眼液(Upneeq)の作用機序・用法・臨床試験・副作用について解説する。
- オキセルベート(Oxervate/セネゲルミン) (おきせるべーと)神経栄養性角膜炎(NK)に対する初のFDA承認治療薬であるオキセルベート(セネゲルミン-bkbj 0.002%)の作用機序、臨床試験、投与法、実臨床データを解説する。
- おたまじゃくし瞳孔 (おたまじゃくしどうこう)おたまじゃくし瞳孔は、虹彩散大筋の分節的けいれんにより瞳孔がおたまじゃくし状に変形する発作性の稀な疾患である。健康な若年女性に多く、発作は通常5分以内に自然消失し、特別な治療を必要としない良性疾患である。
- 帯状角膜変性 (おびじょうかくまくへんせい)帯状角膜変性はカルシウムハイドロキシアパタイトがボーマン層・上皮基底膜に沈着して生じる慢性角膜変性疾患であり、慢性眼炎症や高カルシウム血症に続発する。EDTAキレーション療法やエキシマレーザー治療が行われる。
- オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群 (おぷそくろーぬす・みおくろーぬすしょうこうぐん)サッカード間隔のない多方向の不随意眼球運動(オプソクローヌス)にミオクローヌスと小脳失調を伴う稀な自己免疫性神経症候群。副腫瘍性・感染後の病因が主で、免疫調節療法が治療の主軸である。
- 折りたたみ式カプセル型人工硝子体(FCVB) (おりたたみしきかぷせるがたじんこうしょうしたい)折りたたみ式カプセル型人工硝子体(FCVB)は、重度の網膜剥離や眼外傷に対して眼球温存を目的に開発された新しい硝子体置換デバイスである。カプセル・チューブ・バルブからなり、360度の網膜支持とシリコーンオイル乳化防止を特長とする。
- オンコサイトーマ(好酸性細胞腫) (おんこさいとーま)眼附属器に発生する良性の好酸性細胞腫(オンコサイトーマ)の症状、診断、病理学的特徴、治療法について解説する。涙丘に最も多く発生し、全切除後の予後は極めて良好である。
- オンコセルカ症(河川盲目症) (おんこせるかしょう)回旋線虫(Onchocerca volvulus)によるフィラリア感染症。ブユを媒介とし、角膜炎・ぶどう膜炎・脈絡網膜炎を引き起こし、失明に至ることがある。感染症による失明原因として世界第2位。