「ふ」で始まる疾患
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23件の疾患が見つかりました
- ファコダイナミクス (ふぁこだいなみくす)超音波水晶体乳化吸引術(PEA)における流体力学と超音波エネルギーの物理的原理。安全・効率的な白内障手術のために術者が制御すべきパラメータと機序を解説する。
- ファリシマブ(バビースモ) (ふぁりしまぶ)VEGF-AとAng-2を同時に阻害する初の二重特異性抗体。DME・nAMD・RVOの治療薬として承認され、投与間隔の延長が特徴。
- フィンゴリモド関連黄斑浮腫 (ふぃんごりもどかんれんおうはんふしゅ)フィンゴリモドは多発性硬化症治療に用いられるS1P受容体モジュレーターであり、用量依存的に黄斑浮腫を引き起こすことがある。早期発見と薬剤中止が管理の基本となる。
- 封入体筋炎 (ふうにゅうたいきんえん)封入体筋炎(IBM)は50歳以上に好発する緩徐進行性の炎症性筋疾患で、大腿四頭筋・指屈筋の非対称性筋力低下と縁取り空胞を特徴とする。免疫抑制療法に抵抗性であり、嚥下障害や眼輪筋筋力低下が眼科的にも関連する。
- PHACES症候群 (ふぇいしーずしょうこうぐん)PHACES症候群は、顔面の巨大な乳児血管腫に後頭蓋穩奇形・動脈異常・心臓異常・眼異常・胸骨欠損を伴う稀な神経皮膚症候群である。
- フェムト秒レーザー白内障手術 (ふぇむとびょうれーざーはくないしょうしゅじゅつ)フェムト秒レーザーを用いて白内障手術の主要ステップ(角膜切開・前嚢切開・核分割)を自動化する技術。従来の超音波水晶体乳化吸引術と同等の安全性・視力予後を持ち、前嚢切開の精度と再現性に優れる。
- フォヴィル症候群 (ふぉゔぃるしょうこうぐん)フォヴィル症候群は橋下部内側の脳卒中症候群であり、対側片麻痺・同側外転神経麻痺・顔面神経麻痺を主徴とする。原因・症状・診断・治療を解説する。
- フォスター・ケネディ症候群 vs 偽フォスター・ケネディ症候群 (ふぉすたー・けねでぃしょうこうぐん)片眼の視神経萎縮と対側の乳頭浮腫を呈するフォスター・ケネディ症候群と、同様の眼底所見を非腫瘍性病因で呈する偽フォスター・ケネディ症候群の鑑別・診断・治療について解説する。
- フォトスクリーニング (ふぉとすくりーにんぐ)フォトスクリーニングはカメラを用いて小児の赤色反射を撮影・解析し、弱視の危険因子となる屈折異常や斜視を検出する視機能スクリーニング法である。
- 網膜疾患におけるフォトバイオモジュレーション (ふぉとばいおもじゅれーしょん もうまくしっかん)590〜850nmの赤色〜近赤外線を用いる非侵襲的光療法。2024年にFDA承認を取得し、萎縮型AMD・糖尿病網膜症・網膜色素変性症などへの有効性が臨床試験で検証されている。
- 複視への基本的アプローチ (ふくし)複視(二重に見える)は神経眼科領域の頻見される主訴であり、単眼複視と両眼複視に大別される。原因は眼球局所から頭蓋内疾患まで多岐にわたり、系統的な問診・診察・画像検査により原因部位を特定することが重要である。
- 副腎皮質ステロイドの眼科的合併症 (ふくじんひしつすてろいどのがんかてきがっぺいしょう)副腎皮質ステロイド(糖質コルチコイド)の投与により生じる眼科的合併症として、後嚢下白内障とステロイド緑内障が代表的である。投与経路・用量・期間に関わらず発症リスクがあり、定期的な眼科的モニタリングが必要。
- 輻輳能(輻輳検査) (ふくそうのう)輻輳近点(NPC)検査と跳躍輻輳検査による輻輳能の評価方法、および輻輳不全・輻輳麻痺・輻輳けいれんの診断と治療について解説する。
- 輻輳不全 (ふくそうふぜん)近方視における両眼の輻輳能力が不十分となり、眼精疲労・複視・頭痛などを生じる両眼視障害。輻輳訓練やプリズム眼鏡が主な治療法であり、小児から成人まで幅広い年齢層に発症する。
- 不思議の国のアリス症候群 (ふしぎのくにのありすしょうこうぐん)視覚認知・身体像・時間感覚の歪みを特徴とする神経学的症候群。片頭痛が最多原因であり、小児・若年者に多い。多くは自然軽快するが、基礎疾患の診断と治療が重要である。
- フックス異色性虹彩毛様体炎 (ふっくすいしょくせいこうさいもうようたいえん)フックス異色性虹彩毛様体炎(FHI)は虹彩異色・慢性虹彩毛様体炎・白内障を3主徴とする片眼性のぶどう膜炎であり、続発緑内障が最も管理困難な合併症である。
- フックス表層角膜辺縁炎 (ふっくすひょうそうかくまくへんえんえん)フックス表層角膜辺縁炎(FSMK)は、角膜周辺部に再発性の浸潤と進行性の菲薄化をきたす稀な炎症性疾患である。偽翼状片の形成が特徴的で、不正乱視や穿孔に至ることがある。
- 不同視弱視 (ふどうしじゃくし)両眼の屈折異常に左右差があり、屈折異常が強い側の眼に生じる片眼性の弱視。弱視の原因として最も多く、3歳児健診や就学前健診で発見されることが多い。早期の屈折矯正と遮蔽療法により良好な視力回復が期待できる。
- フランソワ中心性混濁角膜ジストロフィ (ふらんそわちゅうしんせいこんだくかくまくじすとろふぃ)フランソワ中心性混濁角膜ジストロフィ(CCDF)は中央部角膜の後部実質に両側性・対称性の多角形灰色混濁を生じる稀な角膜ジストロフィである。非進行性で視機能への影響は通常なく、経過観察が基本となる。
- フリードライヒ運動失調症 (ふりーどらいひうんどうしっちょうしょう)フリードライヒ運動失調症(Friedreich Ataxia)は、FXN遺伝子のGAA反復配列伸長により発症する最も頻度の高い遺伝性運動失調症であり、進行性の神経変性に加えて心筋症・糖尿病・視神経萎縮などの多臓器障害を呈する。
- フリクテン性角結膜炎 (ふりくてんせいかくけつまくえん)外来抗原に対するIV型(遅延型)過敏反応により角膜または結膜に結節性炎症を生じる疾患。黄色ブドウ球菌やPropionibacterium acnesが主な原因であり、小児〜若年者の女性に好発する。マイボーム腺炎の合併が多い。
- フルオシノロンアセトニド(Iluvien・Yutiq) (ふるおしのろんあせとにど)糖尿病黄斑浮腫および非感染性後部ぶどう膜炎に対する持続放出型ステロイドインプラント。36ヶ月間の持続的薬剤放出により治療負担を軽減する。
- フロアン症候群 (ふろあんしょうこうぐん)フロアン症候群は、脳脊髄液(CSF)の黄色変・高タンパク・過凝固の三徴を特徴とするまれな症候群である。脊髄のCSF閉塞により頭蓋内圧亢進と視神経乳頭浮腫を引き起こしうる。