「す」で始まる疾患
五十音索引(さ行)
15件の疾患が見つかりました
- 水晶体起因性ぶどう膜炎(水晶体過敏性眼内炎) (すいしょうたいきいんせいぶどうまくえん)水晶体蛋白が免疫学的特権を失って眼内に露出することで生じる肉芽腫性ぶどう膜炎。過熟白内障や外傷による嚢破裂が契機となり、水晶体摘出術が唯一の根治的治療となる稀な疾患。
- 水晶体偏位 (すいしょうたいへんい)水晶体が正常位置からずれる疾患。Zinn小帯の脆弱化・断裂が原因で、先天性ではマルファン症候群やホモシスチン尿症などの全身疾患に合併し、後天性では外傷が最多原因である。
- 垂直チョップ法 (すいちょくちょっぷほう)白内障手術における核分割法の一つ。超音波チップとチョッパーを垂直面で近づけることで核を分割し、超音波エネルギー使用量の低減と硬核・小瞳孔・チン小帯脆弱症例での安全性向上が利点となる。
- 推定眼ヒストプラズマ症候群(POHS) (すいていがんひすとぷらずますこうぐん)Histoplasma capsulatum感染に続発する脈絡網膜疾患。特徴的な三徴(histo spots・傍乳頭萎縮・硝子体炎なし)と脈絡膜新生血管(CNV)による視力障害を引き起こす。
- 睡眠時頭痛(目覚まし時計頭痛) (すいみんじずつう)睡眠中にのみ発生し覚醒を引き起こす稀な一次性頭痛である睡眠時頭痛について、診断基準・病態生理・治療法を解説する。
- スウィート症候群(急性発熱性好中球性皮膚症) (すうぃーとしょうこうぐん)スウィート症候群は発熱・好中球増多・有痛性紅斑を三徴とする自己炎症性疾患で、眼症状として結膜炎・ぶどう膜炎・網膜血管炎など多彩な炎症を呈する。全身性ステロイドが第一選択である。
- スザック症候群 (すざっくしょうこうぐん)脳・網膜・内耳の毛細血管前細動脈を侵す稀な自己免疫性微小血管症。脳症・網膜動脈分枝閉塞症・感音難聴の3徴を特徴とし、20〜40歳の女性に多い。
- スターガルト病(眼底黄色斑点症) (すたーがるとびょう)スターガルト病の症状・原因(ABCA4遺伝子など)・診断法(dark choroid、FAF、OCT)・治療の現状と最新研究を解説。
- Stevens-Johnson症候群 (すてぃーぶんすじょんそんしょうこうぐん)薬剤や感染を誘因として全身の皮膚・粘膜にびらんと水疱を生じる急性疾患。眼合併症は最も重要な後遺症であり、角膜上皮幹細胞の消失による角膜混濁と重篤なドライアイが生涯にわたり持続する。
- スティックラー症候群 (すてぃっくらーしょうこうぐん)コラーゲン遺伝子変異による遺伝性結合組織疾患。高度近視・網膜剥離・白内障・緑内障の眼合併症と、口蓋裂・難聴の全身症状を特徴とする。
- ストップ・アンド・チョップ法 (すとっぷあんどちょっぷほう)白内障手術(超音波乳化吸引術)における核処理技法のひとつ。ディバイド・アンド・コンカー法で核を2分割した後、フェイコチョップ法に移行して残りの核を処理する混合術式。汎用性が高く、初心者から上級者まで広く用いられる。
- ストラーツマ症候群 (すとらーつましょうこうぐん)網膜有髄神経線維・軸性近視・弱視の3徴を特徴とする稀な先天性症候群。MRNFの分類、診断、弱視治療について解説。
- スフェロイド変性 (すふぇろいどへんせい)角膜・結膜の上皮下に黄褐色の球状蛋白質沈着物が蓄積する変性疾患。紫外線曝露と加齢が主要なリスク因子であり、瞼裂部に好発する。通常無症状であるが瞳孔領に及ぶと視力低下を生じる。
- SMILE角膜片移植 (すまいるかくまくへんいしょく)SMILE手術で抽出された角膜実質の角膜片を同種角膜インレイとして再利用し、遠視・老視・円錐角膜・角膜菲薄化などの治療に応用する実験的手技。
- スリット脳室症候群 (すりっとのうしつしょうこうぐん)スリット脳室症候群は、脳室腹腔シャント(VPシャント)術後に脳室がスリット状に狭小化し、頭痛・眼科的症状を主徴とするCSFシャント合併症である。シャント患者の3〜5%に発症し、適切な診断と段階的な圧調整が重要となる。