「ろ」で始まる疾患
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14件の疾患が見つかりました
- ロア糸状虫症(アフリカ眼虫症) (ろあしじょうちゅうしょう)ロア糸状虫(Loa loa)による皮下・結膜下組織の寄生虫感染症。メマトイアブ属(Chrysops)が媒介し、中部・西部アフリカの風土病である。結膜下の虫体移行やカラバル腫脹を特徴とし、ジエチルカルバマジン(DEC)が第一選択薬である。
- ろう・難聴児における視力評価 (ろう・なんちょうじにおけるしりょくひょうか)ろう・難聴児では言語的応答を前提とした従来の視力検査が困難となるため、年齢・発達段階に応じた非言語的手法の選択が重要となる。各種検査法の特徴と適応年齢、ろう・難聴児専用のJEI/JEI検査表の使用法を解説する。
- Lowe症候群(眼脳腎症候群) (ろうしょうこうぐん)X連鎖劣性遺伝のOCRL遺伝子変異による先天代謝異常症。先天白内障・緑内障・知的障害・腎機能障害を三徴とし、男児に発症する稀な疾患。
- 老人環 (ろうじんかん)加齢に伴い周辺部角膜実質にコレステロールとリン脂質が沈着する環状混濁。60歳以上の70%以上、80歳以上ではほぼ全例にみられる。40歳未満の若年者に同様の所見が出現する場合は若年環と呼ばれ、家族性高コレステロール血症の精査が推奨される。
- 老人性強膜斑 (ろうじんせいきょうまくはん)角膜縁後方かつ水平直筋停止部前方に出現するスレートグレーの長楕円形領域で、強膜の硝子様変性と石灰化を特徴とする加齢性変化。通常無症状で治療不要であるが、まれに老人性強膜軟化症を引き起こす。
- Rhoキナーゼ阻害薬 (ろーきなーぜそがいやく)Rhoキナーゼ阻害薬(ROCK阻害薬)の作用機序・薬理学的特性・角膜疾患への臨床応用について解説する。フックス角膜内皮ジストロフィーやデスメ膜剥離術後の角膜内皮再生促進を中心に、リパスジル・ネタルスジルの適応と安全性を述べる。
- Rhoキナーゼ阻害薬関連角膜上皮水腫 (ろーきなーぜそがいやくかんれんかくまくじょうひすいしゅ)緑内障治療薬であるROCK阻害薬(ネタルスジル・リパスジル)の使用に伴い生じる、ハニカム状(蜂の巣状)の角膜上皮水腫。薬剤中止により可逆的に改善する。
- ローランド・ペイン症候群 (ろーらんど・ぺいんしょうこうぐん)頸部交感神経・反回神経・横隔神経が同側で同時に障害されることで生じる稀な症候群。Horner症候群・声帯麻痺・一側横隔膜麻痺の3徴候を特徴とし、悪性腫瘍が最多の原因である。
- 濾過胞関連感染症 (ろかほうかんれんかんせんしょう)濾過胞関連感染症(BRI)は緑内障濾過手術後に生じる感染性合併症で、ブレブ炎と濾過胞関連眼内炎に分類される。術後5年間の累積発症率は約2.2%であり、早期診断と積極的治療が視力予後を左右する。
- 露出性角膜症 (ろしゅつせいかくまくしょう)眼瞼の閉鎖不全や瞬目障害により角膜が外界に長時間露出し、乾燥・上皮障害・感染を生じる疾患。兎眼(lagophthalmos)が最大の原因であり、ICU患者では有病率34%に達する。
- ロス症候群 (ろすしょうこうぐん)緊張瞳孔・深部腱反射の消失・無汗症の三徴を特徴とする、末梢自律神経系の稀な疾患。根治治療はなく対症療法が中心となる。
- ロス斑(Roth Spots) (ろすはん)ロス斑の原因・症状・診断・治療を解説。白色中心を持つ網膜出血の病態生理、感染性心内膜炎・貧血・白血病との関連を詳述。
- ロティラネル点眼液(Xdemvy) (ろてぃらねる)デモデックス眼瞼炎に対するFDA初承認の治療薬。イソキサゾリン系GABA受容体作動性塩素チャネル阻害薬であり、デモデックスダニに痙性麻痺を誘発して死滅させる。0.25%点眼液を1日2回、6週間投与する。
- ロボット支援硝子体網膜手術 (ろぼっとしえんしょうしたいもうまくしゅじゅつ)ロボット技術を活用して硝子体網膜手術の精度を高める先端技術。振戦フィルタリングやモーションスケーリングにより、ILM剥離・網膜下注入・網膜静脈カニュレーションなどの繊細な手技を支援する。