眼外傷
眼は外界に露出した臓器であり、打撲・穿孔・異物の刺入・化学物質の曝露などさまざまな外力により損傷を受けることがあります。このカテゴリでは、受傷の原因や部位に応じた眼外傷の分類と、それぞれの対応を扱います。
全26件の疾患
あ行
1件か行
16件球後出血は眼窩内に血液が蓄積する緊急疾患である。眼球突出・眼圧上昇・視力喪失を引き起こし、迅速な減圧処置が不可欠となる。
眼外傷の初期評価と管理について、非眼科医が行うべきトリアージ、緊急処置、眼科紹介の判断基準を解説する。
眼窩内への異常な空気蓄積による疾患。眼窩壁骨折後の鼻かみが最多の原因であり、多くは7〜10日で自然軽快するが、重症例では眼窩コンパートメント症候群から失明に至る可能性がある。
眼窩内圧の急激な上昇により視神経・網膜への血流が遮断され、緊急減圧を行わなければ不可逆的な失明に至る眼科救急疾患。外眥切開術・下外眥靭帯断裂術による即時減圧が治療の中心となる。
眼窩底骨折(吹き抜け骨折)は眼部への鈍的外傷により生じる骨折で、複視・眼球陥凹・眼球運動障害を主症状とする。嵌頓の有無と骨折型により緊急手術から経過観察まで治療方針が異なる。
眼窩内異物(orbital foreign body)の定義・分類・診断・治療・予後について、CTを中心とした画像診断や材質別の管理方針を含め解説する。
眼窩内壁(篩骨紙様板)の骨折について、症状・診断・治療法を解説。眼窩壁の中で最も薄い内壁は鈍的外傷で骨折しやすく、複視や眼球陥凹の原因となる。
眼窩上壁骨折は前頭部への外傷で生じる比較的まれな眼窩骨折で、成人では高エネルギー外傷に伴い重症頭部外傷を合併することが多い。脳神経外科・耳鼻咽喉科との多診療科連携が必要となる。
眼球摘出術(enucleation)の適応・手術手技・インプラント・術後管理について解説する。眼球全体と視神経の一部を摘出する術式であり、眼内悪性腫瘍・視力回復見込みのない眼外傷・有痛性失明眼などが主な適応となる。
眼球内容除去術(evisceration)の適応・手術手技・術後管理・眼球摘出術との比較について解説する。強膜殻と外眼筋を温存し眼球内容物のみを除去する術式であり、義眼の可動性や整容面で利点がある。
眼瞼再建術の適応・欠損評価・術式選択(直接縫合からCutler-Beard法・Hughes皮弁まで)・後葉移植片・最新の組織工学について解説する。
眼瞼熱傷の原因・分類(I〜III度)・症状・診断・治療法を解説。急性期の冷却・潤滑から植皮・再建手術、眼窩コンパートメント症候群への対応まで網羅する。
眼瞼裂傷(まぶたの裂傷)の原因・症状・診断・治療法について解説。涙小管断裂の合併や縫合手技など、眼科外傷の重要な知識を網羅する。
眼外傷の疫学・分類・リスク要因と、職業・スポーツ・家庭・交通事故における予防戦略を解説する。眼外傷の90%は適切な対策により予防可能である。
眼および眼付属器外傷で用いられる超音波検査・UBM・OCT・CT・MRIなどの画像診断技術について、各モダリティの原理・適応・所見・禁忌を体系的に解説する。
外傷や術後合併症により眼動脈に偽腔が形成される稀な血管病変。拍動性眼窩腫瘤を特徴とし、血管内コイル塞栓術が第一選択となる。
さ行
2件な行
1件は行
3件花火や爆発による飛散物(破片)で生じる眼外傷の疫学・症状・診断・治療・予後について解説する。鈍的外傷・熱傷・化学損傷が複合的に発生し、重症例では眼球破裂や永続的視力喪失に至る。
爆風過圧への曝露による間接的外傷性視神経症の一亜型。穿通性損傷を伴わず衝撃波のみで視神経が損傷される疾患の病態・診断・治療を解説する。
プルッシャー網膜症は外傷に関連し、プルッシャー様網膜症は非外傷性の全身疾患に伴う閉塞性網膜微小血管症である。軟性白斑・網膜出血・プルッシャー斑を特徴とし、多くの場合自然回復する。